治療後の流れ

治療後の流れは以下の通りです。

  1. 回復反応

    施術後に回復反応が強く起こり2、3日何らかの症状が出て身体が楽になる場合、早めに施術を続けることで回復反応が起こる範囲が小さくなり早く楽になるようになります。

  2. バランス調整

    施術後2、3日で身体が楽になるが、それからまた不調になる場合、1、2週間に1回の施術を続けることで良い体調が持続する期間を伸ばしていくことができます。

  3. 未病予防のメンテナンス

    施術後1週間、良い体調が続くようであれば、未病予防のためのメンテナンスとして3、4週間に1回の施術をおすすめします。

自己修復反応

治療後はリラックスする神経が優位になったり、逆に覚醒のスイッチが入ったりします。鍼灸や整体によって、身体が本来のバランスに戻ろうとするため、緊張モードの強い人は眠気が出やすく、無気力モードの強い人は意識が覚醒しやすいです。慢性的な症状の場合、2、3日にわたって身体が重くなったり、症状が強くなったり、症状が移動したりします。

治療当日

特に、治療当日は強い運動や長風呂や飲酒や食べ過ぎを避けて穏やかに過ごしてもらえたら、最大限自己治癒力を高めて、自己修復反応を早く終わらせることができます。身体が休息を必要とする状態になるようであれば、身体が新しく新陳代謝を促している状態ですので、出来るだけ身体の声に従ってお過ごしください。症状が良くなるにつれて、自己修復の反応は早くせまい範囲で起こるようになるため、治療後すぐに良い状態に変化しやすくなります。

鍼灸も整体も、施術をする側と受ける側との協力によって体質改善が進んでいきます。ご理解いただけると幸いです。よろしくお願いします。